俺が王様だ

2010年3月7日 映画
◇パーシージャクソンとオリンポスの神々 吹替版

2月27日&28日に観に行く映画が決まって無かったので「まぁこれでも観に行くか~」とかってノリで前売りを買った『パーシージャクソンとオリンポスの神々』。
それほど観たいわけでもなかったため、27日&28日は(面倒だったので)パス。
結局観に行くのが一週間ほどずれ込んだ。
そこで観に行かないんだったら、『ライアーゲーム』が始まるから観に行く必要なかったのに……。
いかんね。前売りはホントに観たいものだけ買おう。

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難読症をわずらうパーシーは、最近特に症状が酷くなっていることに気づいていた。
そんなある日、授業で博物館に行ったパーシーは怪物に襲われる。学校の先生だったはずの女性が突如変身した化け物は、パーシーに「稲妻をよこせ」と迫る。何のことだか分からないパーシーだったが、危ういところを親友のグローバーとブルナー先生に救われる。
あまりの出来事に混乱するパーシーとは裏腹に、冷静にパーシーの身柄を保護する算段をたてる二人は、パーシーを「訓練所」に連れてゆくことを決める。
グローバーはパーシーとパーシーの母親を伴い「訓練所」と呼ばれる施設を目指す。しかしその途中にも牛の化け物が現れ、パーシーに襲いかかってくるのだった。
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「訓練所」には、パーシーと同じデミゴッド(神と人のハーフ)がたくさん居た。
ほんとにたくさん居た。
神様は「家族計画」という言葉を知らんのかって思うくらいいた。
別に全員が同じ神様の子供って訳でもないけど、ちょっとは考えなよ、と思わずにはいられない風景だった。
まぁ、ギリシャの神様達にそんなことを説いても無駄だろうけどさ。

アテナの娘であるアナベルは訓練所からほとんど出たことがないらしいし。
それってほとんど軟禁状態ってこと?
色々あるんだろうけど。案外酷くない?
神様が人間と恋仲になるのはいいけどさ。
子供は作らなければいいのに。
ルークの言い分も尤もだよ。

しかし今回一番可哀想だったのはパーシーのお母さんでしょう。
いろんな悲惨な目にあっているのに、普通の人間なので色々と拒絶されたりとか。
しかも最後は一人息子のパーシーとすら分かれることになって。
なんか色々と報われないなぁ~。
でもまあ、結構彼女も悪女だったようには思うが……(笑)

しかしあれか。
パーシーがお母さんの所から離れたから、再びパパがお母さんの所に通ってくることも有りなのかも。
そしたら、それはそれで幸せな日々の始まりと言えなくもないか。
う~ん、次はパーシーの弟で映画が出来そうだな(笑)

~総評~
正直、可もなく不可もなし。まぁ、途中で飽きることもなかったんだけど、あんまり盛り上がるところもなく。ツッコミどころもあるにはあるけど、それすら弱いっていうか。典型的な「TVで観ればいいかも」映画かも(酷)。あ、「金返せ!」ってほどじゃありませんから。普通に面白かったですけど。なんつーかパンチが弱いのよねー。もう一息、何かが欲しかったなー。


 

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