私達、鳥になりたいみたいです
私が最初にこの映画の宣伝を観たのは、『エピソードオブチョッパー+』の時だったように思う。
確か2008年の3月だっけか?
で、その年の暮れ公開と出ていたはずなのに年末は音沙汰が無く、じゃあ来年の夏休みかと思いきやそこでも上映されず。
このままフェードアウトしてしまうんではなかろうかと気が気じゃなかったんだけど。
制作現場では色々あったみたいですねぇ。
ま、とにかく、公開されて良かったです。

◇ONE PIECE FILM STRONG WORLD

ビビッたビビった。とにかく凄い混雑だった。
今までで一番映画館が混んでいたヨ。
全てとは言わないけれど、ほとんどが『ONE PIECE FILM STRONG WORLD』を観に来てたっぽいのも凄かった。
0巻無料配布恐るべし、ですな。

---
グランドラインの航海を続ける麦わらの一味は、イーストブルーで怪事件が起こっている事を知る。一夜にして街や島が無くなるというその事件は、東の海のあちこちで起こっているらしい。イーストブルー出身者達は自らの故郷を案じる。
その時、サウザンドサニー号の甲板に影が差す。突如として頭上に島が現れたかと思いきや、それは巨大な帆と海賊旗を掲げる海賊船であった。
---

はい、大変面白かったです。
もう他に言うことありません。楽しかったです。

原作者が制作総指揮と銘打っているだけあって、絵がかなり原作に近い。
凄い、ふとした表情が尾田画伯のルフィだ。
やれば出来るんだ!良く頑張ったね、アニメーターの皆さん!
ただ尾田画伯から「今回のヒロイン」とご指名された航海士さんだけは妙に少女漫画だったけど(笑)
でも可愛かったからいいか。

どちらにしても全編丁寧な作画で、大変感動致しました。
船長と剣豪がカッチョ良く描かれているのはいつものことなんだけど、コックさんまで丁寧に描かれていたのは大感動(笑)
ついでに言うと、音楽家が非常に格好良かった気がする(ヒッピーだったけど)。
それにしても今回の考古学者さんは可愛い服装ばっかりだったなあ。
ロビンちゃん可愛い~v

「総指揮」の尾田画伯がどれくらい映画に口を出しているのかは知らないけれど。
わりと漫画的な演出が多かったような気がする。
今までの映画では無かった感じのシーンが多かったし。
シキとゴリラと科学者三人の掛け合いあたりは特に思った。
多分、尾田画伯の頭の中では、こういう風にキャラクターが動いているんだろうなと。
エニエス・ロビーの仲良し裁判官達の掛け合いも、きっとこんな感じに描きたかったんだろうなー。
なんて思いながら観るのも楽しかったです。

久しぶりにアニメ『ONE PIECE』で満足したな~。
多分これ、Blu-rayで買うな(笑)
だからと言って、尾田画伯にはそうそうアニメに首を突っ込んで欲しくない(原作の続きが気になるからそっちを頑張って欲しい)のだけれど。
どうだろう、もしあと十年『ONE PIECE』が続いたら、もう一回くらいやって貰えないもんだろうか。
まぁ、アタシがそこまで読み続けているかは分からんけどな~(酷)

~総評~
何度も言うようだけど面白かった!その一言に集約されます。「良かった」「凄かった」じゃなくて、「面白かった」「楽しかった」だよね。そういう映画大好き。ストーリーは大変シンプルかつ鉄板なので「週刊少年ジャンプ」で燃えられない人には駄目かも。古き良き王道少年漫画なので、理屈は抜いて楽しもう!そしたら「あー、楽しかった!」って言いながら劇場から出てこられること請け合い。テーマは「興奮」だと語っていた尾田画伯。観に来ていた男の子達が軒並み「面白かった!」って言ってましたよ!ナイスだ尾田画伯!2年近く気を揉んで待ってた甲斐があったよ!

 
 

コメント

お気に入り日記の更新

最新のコメント

この日記について

日記内を検索