金は墓場に持っていけない
2009年11月15日 映画
◇Disney’s クリスマス・キャロル 3D版(吹替版)
初めて3D眼鏡を使用して観た映画となった『クリスマス・キャロル 3D版』。
おおスゲー!ほんと奥行きがある!
なので画面が上下に広がって見える。
んだけど、左右は画面の終わりの所でバシッと切れてしまうのが面白かった。
いやまあ、仕様上しかたがないんだけど。
それでも面白いから、一度くらいは3D版を観てみることをお勧めします。
さてそんな3D版ですが、もちろんいいことばっかじゃない。
なにしろ目が疲れる。
3D眼鏡のレンズが多少黒いせいもあって、画面が結構暗く観える
なので、とにかく目が疲れる。
これで130分台の映画を観ろと言われても、アタシはちょっと考えさせて欲しいかも。
3D版の『アバター』とか凄く良さそうなんだけど。どうしたものか。
主役の声が平井声っぽかったから(吹替版ね)観に行きたいんだけどなあ。
さて、『クリスマス・キャロル』ですよ。
===
ケチで冷酷なスクルージとともに店を開いていたマーレイが死んでから7年後のクリスマス・イブの夜。全身を鎖に絡め取られ、錘を引きずった姿のマーレイの幽霊がスクルージ前に現れる。何故そんな姿になっているのかと訪ねるスクルージに、生前の冷酷な行いによって自ら絡めてしまった鎖なのだと語るマーレイ。そして、いずれはスクルージも同じ姿になる、と。その運命を回避する為、マーレイはスクルージの為にチャンスを用意したと言う。「これから三人の精霊が現れる」そう言ってマーレイは再び去っていくのだった。
===
エッ!マーレイって凄くいいヤツじゃね?!
自分は永遠に錘を引きずって歩き(?)続けなくちゃならないのに、わざわざスクルージの所までやってきてチャンスをくれるなんて。
共同経営者ではあったけれど、多分そんなに仲の良い間柄でも無かった二人だと思うのよね。
それでも「自分と同じにならないように」と、色々用意して現れてくれるなんて、なかなか出来ないことだよ。
きっと人間界時間7年間の間に色々あったんだろうなあ。
ウウ。せめて彼が善行を行う毎にマイレージが貯まって、鎖が短くなるとか錘が軽くなるとか、そういう交換システムがあることを祈っているよ。
しかしあそこまで酷い目に遭うほど、マーレイもスクルージも悪人だったのだろうか。
上映時間が短いせいだろうけど、何故スクルージが拝金主義になっていったのか。貧乏人に対してどれだけ非道だったのかを描写するシーンがない(貧乏人に対しての発言は酷い物があるが)ので、街の皆が言うほど酷い人だったのかどうかイマイチよく分からない。
結構金持ちに対する貧乏人の僻みも入っているんじゃなかろうかと思ってしまう。
そのあたりは想像するしかないのだけれど、そこらの話しとか入れた方が良かったんじゃないのかしら~と思いました。
吹き替え版は、スクルージの声を山寺氏が担当。
しかし、スクルージの他に3人の精霊やらなにやら、随分と色々な役を担当していた。
ちゃんとみんなしゃべり方が違う。うーん、プロだなあ。
登場人物が少ないせいもあって、映画の中の2/3くらいは山寺氏が一人で喋っていたように思うのだが。
こういう時のギャラも一人分なんですかね?(笑)
ちなみに字幕版ではジム・キャリーが声をあてているらしい。
それはそれで聞いてみたくはある。
~総評~
あらゆる意味でディズニーっぽい作品だったような気がする。と言えるほどディズニーを極めている訳ではないけど。なんていうんだろう。あの容赦のなさとか理不尽な感じとか。日和見な私にはなかなか納得出来ないと言うか。やっぱり今回も「そこまでしなくっても……」とか思ってしまうのでした。まぁ、そのあたりは元が童話だからなんだろうけど。でもディズニー映像は手抜きが無くて気持ちが良いよね。いや、CG映像なのに途中でキャラデザが変わるとかあり得るのかどうかは知らないけどさー。
初めて3D眼鏡を使用して観た映画となった『クリスマス・キャロル 3D版』。
おおスゲー!ほんと奥行きがある!
なので画面が上下に広がって見える。
んだけど、左右は画面の終わりの所でバシッと切れてしまうのが面白かった。
いやまあ、仕様上しかたがないんだけど。
それでも面白いから、一度くらいは3D版を観てみることをお勧めします。
さてそんな3D版ですが、もちろんいいことばっかじゃない。
なにしろ目が疲れる。
3D眼鏡のレンズが多少黒いせいもあって、画面が結構暗く観える
なので、とにかく目が疲れる。
これで130分台の映画を観ろと言われても、アタシはちょっと考えさせて欲しいかも。
3D版の『アバター』とか凄く良さそうなんだけど。どうしたものか。
主役の声が平井声っぽかったから(吹替版ね)観に行きたいんだけどなあ。
さて、『クリスマス・キャロル』ですよ。
===
ケチで冷酷なスクルージとともに店を開いていたマーレイが死んでから7年後のクリスマス・イブの夜。全身を鎖に絡め取られ、錘を引きずった姿のマーレイの幽霊がスクルージ前に現れる。何故そんな姿になっているのかと訪ねるスクルージに、生前の冷酷な行いによって自ら絡めてしまった鎖なのだと語るマーレイ。そして、いずれはスクルージも同じ姿になる、と。その運命を回避する為、マーレイはスクルージの為にチャンスを用意したと言う。「これから三人の精霊が現れる」そう言ってマーレイは再び去っていくのだった。
===
エッ!マーレイって凄くいいヤツじゃね?!
自分は永遠に錘を引きずって歩き(?)続けなくちゃならないのに、わざわざスクルージの所までやってきてチャンスをくれるなんて。
共同経営者ではあったけれど、多分そんなに仲の良い間柄でも無かった二人だと思うのよね。
それでも「自分と同じにならないように」と、色々用意して現れてくれるなんて、なかなか出来ないことだよ。
きっと人間界時間7年間の間に色々あったんだろうなあ。
ウウ。せめて彼が善行を行う毎にマイレージが貯まって、鎖が短くなるとか錘が軽くなるとか、そういう交換システムがあることを祈っているよ。
しかしあそこまで酷い目に遭うほど、マーレイもスクルージも悪人だったのだろうか。
上映時間が短いせいだろうけど、何故スクルージが拝金主義になっていったのか。貧乏人に対してどれだけ非道だったのかを描写するシーンがない(貧乏人に対しての発言は酷い物があるが)ので、街の皆が言うほど酷い人だったのかどうかイマイチよく分からない。
結構金持ちに対する貧乏人の僻みも入っているんじゃなかろうかと思ってしまう。
そのあたりは想像するしかないのだけれど、そこらの話しとか入れた方が良かったんじゃないのかしら~と思いました。
吹き替え版は、スクルージの声を山寺氏が担当。
しかし、スクルージの他に3人の精霊やらなにやら、随分と色々な役を担当していた。
ちゃんとみんなしゃべり方が違う。うーん、プロだなあ。
登場人物が少ないせいもあって、映画の中の2/3くらいは山寺氏が一人で喋っていたように思うのだが。
こういう時のギャラも一人分なんですかね?(笑)
ちなみに字幕版ではジム・キャリーが声をあてているらしい。
それはそれで聞いてみたくはある。
~総評~
あらゆる意味でディズニーっぽい作品だったような気がする。と言えるほどディズニーを極めている訳ではないけど。なんていうんだろう。あの容赦のなさとか理不尽な感じとか。日和見な私にはなかなか納得出来ないと言うか。やっぱり今回も「そこまでしなくっても……」とか思ってしまうのでした。まぁ、そのあたりは元が童話だからなんだろうけど。でもディズニー映像は手抜きが無くて気持ちが良いよね。いや、CG映像なのに途中でキャラデザが変わるとかあり得るのかどうかは知らないけどさー。
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