我々に失敗は有り得ない
◇G.I.☆ジョー

私は「G.I」というチームのジョーさんが主人公の話だとばかり思っていたんですよ『G.I.☆ジョー』。
そうじゃなかったらしいですヨ。
主人公の名前、ジョーじゃなかったし。ハハハ。

新兵器である弾頭の輸送警護を請け負ったデュークとその相棒リップコードは、彼等の部隊共々、輸送途中の山間で未知の兵器を持った一団に襲われる。
あっという間に部隊はほぼ全滅となり、弾頭も奪われそうになっていたところに新たな一団が現れ、激しい戦闘が始まる。
そのおかげで二人はひとまず弾頭を守りきるのだったが……。

G.I.ジョーの基地につれて行かれたデュークとリップコードに向かって、G.I.ジョーの司令官ホークは「我々に失敗は有り得ない」とか言い放つ訳なんだけど、そのあと速攻で基地を敵方に見つけられ、侵入を赦し、あまつさえ弾頭を奪い返されるていたらく。
さっきの大見得は何だったのよ。

しかも映画を見終わってからようく考えてみると、映画の中で完璧に任務を終えることが出来たのって、最初の弾頭確保ミッションだけだったような気がする。
パリでの戦いはエッフェル塔ひしゃげちゃったので、お世辞にも「作戦成功」とは言い難いし。
最後の戦いも、最終目的を果たしたのは敵の方だもんなあ。
うーむ、一応世界中から集まったエリート部隊のはずなんだけど。
いまひとつ凄さが伝わらなかったような。
ほんとに凄いのか?

~総評~
もっと馬鹿映画なのかな~っと期待して行ったんだけど、思ったより普通のアクション映画だった。うん。でもG.I.ジョーの面々は思っていたよりアホだった。えええ、電波ダダ漏れなんだ、あの基地。そしたら秘密基地にならないんじゃー?とか、色々ツッコミたくて仕方がないところ満載だった。凄いんだか凄くないんだか……。



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