ちがう、そうじゃない。もっと・・・
◇MW -ムウ-

なんか今更のように玉木宏の魅力に目覚めそうなM太です。
何が良いって、玉木宏のタンクトップ姿がたまらねェ!素敵だ!(笑)
あの肩口から二の腕に掛けてのシルエットがね。
張りすぎず、なで過ぎず。
まさに理想だ<なんの?
というわけでして、ドキドキワクワクで『MW-ムウ-』を観に行って来ました。

16年前にとある島で起こった惨劇の生き残りである二人の少年。
賀来裕太郎は彼らを助けてくれた人物の跡を継いで神父に。
そしてもう一人、結城美智雄はエリート銀行員という表の顔とは別に、惨劇の関係者達に制裁を加える犯罪に手を染めていた。
結城に命を救われた過去を持つ賀来神父は、苦悩しながらも彼の犯罪に手を貸すことを断れずにいた・・・。

ってな感じで始まる訳ですが。

この映画がPG12指定なのは、人がガンガン殺されるからではなく、結城君が人を殺す時に一切躊躇わないせいなのかなと思ってみたり。
「眉一つ動かさずに」ってのはああいうことを言うんだろう。
しかも「誰に対しても」ってのがコワイ。
賀来くんへの態度を見ていると、今回は機会がなかったけど、もし必要になってたら教会のお嬢さんとかちびっ子達でも容赦なかったんだろうな。
ついでに、人を殺すのが楽しそうでも嫌そうでもないのがますますコワイ。
黙々と淡々と実行されちゃうのがね。
いやぁ、本当にコエー人物だよ。

原作は手塚治虫先生の漫画らしいが、その内容故に絶対映像化不可能と言われていた作品らしい。

一体、どんな漫画だったんだよ!
っていうか漫画だって既に「映像」じゃね?!

というのはまあ、それとして。
手塚先生も時代によって結構アレな作品を描いていたというのは聞いたことがあるけれど。
こういう作品も描いてたのね、とか思うと感慨深い。
しかし手塚治虫のあの可愛らしい絵柄で、あの陰惨な事件を描いていたのだろうかと思うと。
読んでもいないのに胃のあたりがちょっと重くなりそうだ。
でも読んでみたくはある。うん。
望月議員とか、やっぱり鼻のでかいキャラなんだろうなァ(笑)

~総評~
先日の『真夏のオリオン』以降、微妙に玉木宏ブームなワタクシは非常~に期待して観に行ったんだけど。正直なところ、まァそこそこって感じ。最終的に狂人のテロ行為ってコワイわね~で落ち着いちゃった感じなのが残念な気がする。正気でアレだった方が大変怖いと思うんだけど。「ガスを吸ってしまって人が変わってしまった」っていうのは、なんか言い訳を与えちゃった感じがするんだよね~。でも悪人役の玉木宏はイイと思う。うん、ナイス!(笑)

 
 

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