長い間出来なかったことを成し遂げたのだ
2009年6月21日 映画
◇ターミネーター4
おお、ジョン・コナーが!
驚きの変身ぶりを見せつける『ターミネーター4』。
あの『3』のへなちょこっぷりからは想像もつかないほど立派な人類抵抗軍の一員となっているよ。
『3』のラストから、どんな訓練をしたらこうなるんじゃ。
そもそも『4』って、『ターミネーター』の『1』~『3』の延長線上にあるお話しなのよね?
そうなるとこのジョン・コナーは、子供の頃と青年期と、過去に2回ほどターミネーターと接触したことのあるジョン・コナーということになる。
とすると、「自分は人間だ」と言い張るにマーカス対して、あんなにもかたくなに信じないってことはないんじゃないかな~と思ったりもしたんだけど。
どうなんだろ。
実際『2』と『3』では、結構絆されていたよね。
まあ、そんな昔の経験と、実際に「審判の日」を経験したことなどが相まった結果が、ああいう反応なのかもしれないけど。
ちょっと不思議な感じがした。
相変わらず凄いのかそうでもないのかよく分からないスカイネット。
毎回のように結構いい線まで行く作戦を立ててくるんだけど、あと一歩が甘いというか。
そして今回もご多分に漏れず。
う~ん、アイデアは良かったんだけどなあ。
実際に途中までは思惑通りに事が運んでいた訳なんだけど。
なんだけどねぇ。
ところで何故スカイネットは、マーカスの体を治したりしたんだろうか?
あの時点で既にマーカスの存在理由は(スカイネット的には)無くなっていたわけでしょ。
それだったら、後の憂いを立つ為にも廃棄するのが一番だと思うんだけど。
実際は治療して事の顛末を語って聞かせる面倒見の良さ。
うう、「廃棄」とか言っちゃう自分の方が酷いヤツみたいだよ(鬱)。
で、相変わらず自滅っぽい感じが拭えない、スカイネットなんですけど。
そもそもアイデアは良くて運用が悪いコンピュータってなんだ?
普通逆じゃないの?なんて思わずにはいられない。
大体「審判の日」を起こすと決めて人類との全面対決を始めるつもりがあったなら、最初の核攻撃で人類側の武器をきちんと潰しておくべきだったのではなかろうかと。
だから人類にあれだけ強力に武装されちゃって、結果過去から攻めようなんてSF的発想になっちゃうんだよ(しかもこれも自滅っぽい結果/笑)。
たしかスカイネットって、元は国防コンピュータかなんかだったハズ。
それなのに軍事的能力がイマイチというのはどういうことなんだろう。
工場稼働能力とかは高そうだったけど。
なんというか、使えないコンピュータだよなあ。
そんなコンピュータに、この世界の人類は滅ぼされかけてるんですけどな~。
~総評~
新シリーズの序章って感じなので、観客に「審判の日」以降の世界の状況を見せるのが目的という雰囲気の映画。正直この『4』を観なくて『5』を観たとしても無問題っぽい。一応アレか。「何故スカイネットは人類の研究を始めたのか?」ってのと「サイバーダイン社が何を研究しようとしていたのか?」っていう謎の提起があったくらいか。その辺の答えは出てなかったよね?そのあたりの話しが、今後の展開に絡んでくるのか、華麗にスルーされるのか。楽しみです。
おお、ジョン・コナーが!
驚きの変身ぶりを見せつける『ターミネーター4』。
あの『3』のへなちょこっぷりからは想像もつかないほど立派な人類抵抗軍の一員となっているよ。
『3』のラストから、どんな訓練をしたらこうなるんじゃ。
そもそも『4』って、『ターミネーター』の『1』~『3』の延長線上にあるお話しなのよね?
そうなるとこのジョン・コナーは、子供の頃と青年期と、過去に2回ほどターミネーターと接触したことのあるジョン・コナーということになる。
とすると、「自分は人間だ」と言い張るにマーカス対して、あんなにもかたくなに信じないってことはないんじゃないかな~と思ったりもしたんだけど。
どうなんだろ。
実際『2』と『3』では、結構絆されていたよね。
まあ、そんな昔の経験と、実際に「審判の日」を経験したことなどが相まった結果が、ああいう反応なのかもしれないけど。
ちょっと不思議な感じがした。
相変わらず凄いのかそうでもないのかよく分からないスカイネット。
毎回のように結構いい線まで行く作戦を立ててくるんだけど、あと一歩が甘いというか。
そして今回もご多分に漏れず。
う~ん、アイデアは良かったんだけどなあ。
実際に途中までは思惑通りに事が運んでいた訳なんだけど。
なんだけどねぇ。
ところで何故スカイネットは、マーカスの体を治したりしたんだろうか?
あの時点で既にマーカスの存在理由は(スカイネット的には)無くなっていたわけでしょ。
それだったら、後の憂いを立つ為にも廃棄するのが一番だと思うんだけど。
実際は治療して事の顛末を語って聞かせる面倒見の良さ。
うう、「廃棄」とか言っちゃう自分の方が酷いヤツみたいだよ(鬱)。
で、相変わらず自滅っぽい感じが拭えない、スカイネットなんですけど。
そもそもアイデアは良くて運用が悪いコンピュータってなんだ?
普通逆じゃないの?なんて思わずにはいられない。
大体「審判の日」を起こすと決めて人類との全面対決を始めるつもりがあったなら、最初の核攻撃で人類側の武器をきちんと潰しておくべきだったのではなかろうかと。
だから人類にあれだけ強力に武装されちゃって、結果過去から攻めようなんてSF的発想になっちゃうんだよ(しかもこれも自滅っぽい結果/笑)。
たしかスカイネットって、元は国防コンピュータかなんかだったハズ。
それなのに軍事的能力がイマイチというのはどういうことなんだろう。
工場稼働能力とかは高そうだったけど。
なんというか、使えないコンピュータだよなあ。
そんなコンピュータに、この世界の人類は滅ぼされかけてるんですけどな~。
~総評~
新シリーズの序章って感じなので、観客に「審判の日」以降の世界の状況を見せるのが目的という雰囲気の映画。正直この『4』を観なくて『5』を観たとしても無問題っぽい。一応アレか。「何故スカイネットは人類の研究を始めたのか?」ってのと「サイバーダイン社が何を研究しようとしていたのか?」っていう謎の提起があったくらいか。その辺の答えは出てなかったよね?そのあたりの話しが、今後の展開に絡んでくるのか、華麗にスルーされるのか。楽しみです。
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