帰り道を見失わないように
2009年6月14日 映画
よし、今回から星マークは厳しくつけよう。
そうしないと大体3か4になってしまう…。
まあ、そうそう、すげー面白い映画とかすげーつまんねー映画とかってないから、どうしても偏っちゃうんだけどね~。
◇真夏のオリオン
わ~い、福井さん原作の映画だ~。
と思ったら、原作は福井さんではなかった『真夏のオリオン』。
原作小説を買うまで気が付かなかった。
そうか、福井さんは脚色だけだったのか。うっかり。
玉木宏演じる倉本艦長の指揮するイ-77潜水艦は、1年10ヶ月の間に13隻の敵船を沈め、かつ味方兵士の戦死は一人も出ていなかったらしい。
すごいね。どんだけ天才指揮官なんだ。
それでいて寛容で肝が据わっていて、人の命を惜しむことが出来る指揮官という、まさに理想の上司。
ああいう異常な閉鎖空間にいたら間違いなく心酔するよなあ。
ましてや潜水艦なんていう「死なばもろとも」的な職場では、指揮官の能力が自分たちの生死を分けるのだし。
あーうん。部下達に愛されてるよな。
敵船の心理を読むのにも長けているし作戦立案能力も高い艦長だが、とってもおっとりというか大らかな感じの人物として描かれている。
すごく感じの良い好青年っていう風情。
原作によると、「二十代を終え三十歳になったばかり」という年齢らしい倉本艦長。
原作の中で艦長の孫娘が手紙に書いているように「その若さで潜水艦一隻と乗組員の命を預かり、生死を賭けて戦っていたなんて今の私たちからすれば本当に驚き」だよなぁ。
たかだか60年くらい前の話しなんだけどね。
回天に乗り込む予定だったあの4人は、終戦後どうなったのかな。
イ-77潜の皆さんは艦長に心酔しているみたいだったから、たぶん艦長の言う通り「これが始まりなんだ」って考えられたんじゃないかなって思うんだけど。
彼ら四人はそこまででもなさそうだったから、そんな風に切り替えられなさそう。
なんだか妙に心配。
あれもまた気の毒すぎる。
スチュワート艦長のお孫さんじゃないけど「何を失い、何を手にしたのか」。
なにか得た物、あったのかなあ。
ところで、玉木宏って結構凄いのかも、と思ったり。
『KIDS』みたいなガテン系ヤンキー兄ちゃんもありだし、『MW』では目的の為には手段を厭わないインテリ系殺人者っぽいし。
そして『のだめ』ではちょっとアレな感じもこなしてるわけでしょ?(見たこと無いけど)
なかなか面白い俳優さんなのね。
でも『鹿男』は、アタシにはちょっと駄目だったよ……。
~総評~
戦争映画ではあるけれどそれほど人死にも出ないし(いや、結構死んでいるハズですけど)、わりとあっさりとした印象。ついでに言うと、これが福井原作だったらもっとトラブル続発だった気がするわ(笑)これでもかこれでもかって災難が降りかかって、ようやくのことで魚雷を発射してギリギリ作戦成功、みたいな。正直、最後の魚雷があっさり当たっちゃって吃驚しちゃったもの。だから2時間くらいで終わったんだね。
そうしないと大体3か4になってしまう…。
まあ、そうそう、すげー面白い映画とかすげーつまんねー映画とかってないから、どうしても偏っちゃうんだけどね~。
◇真夏のオリオン
わ~い、福井さん原作の映画だ~。
と思ったら、原作は福井さんではなかった『真夏のオリオン』。
原作小説を買うまで気が付かなかった。
そうか、福井さんは脚色だけだったのか。うっかり。
玉木宏演じる倉本艦長の指揮するイ-77潜水艦は、1年10ヶ月の間に13隻の敵船を沈め、かつ味方兵士の戦死は一人も出ていなかったらしい。
すごいね。どんだけ天才指揮官なんだ。
それでいて寛容で肝が据わっていて、人の命を惜しむことが出来る指揮官という、まさに理想の上司。
ああいう異常な閉鎖空間にいたら間違いなく心酔するよなあ。
ましてや潜水艦なんていう「死なばもろとも」的な職場では、指揮官の能力が自分たちの生死を分けるのだし。
あーうん。部下達に愛されてるよな。
敵船の心理を読むのにも長けているし作戦立案能力も高い艦長だが、とってもおっとりというか大らかな感じの人物として描かれている。
すごく感じの良い好青年っていう風情。
原作によると、「二十代を終え三十歳になったばかり」という年齢らしい倉本艦長。
原作の中で艦長の孫娘が手紙に書いているように「その若さで潜水艦一隻と乗組員の命を預かり、生死を賭けて戦っていたなんて今の私たちからすれば本当に驚き」だよなぁ。
たかだか60年くらい前の話しなんだけどね。
回天に乗り込む予定だったあの4人は、終戦後どうなったのかな。
イ-77潜の皆さんは艦長に心酔しているみたいだったから、たぶん艦長の言う通り「これが始まりなんだ」って考えられたんじゃないかなって思うんだけど。
彼ら四人はそこまででもなさそうだったから、そんな風に切り替えられなさそう。
なんだか妙に心配。
あれもまた気の毒すぎる。
スチュワート艦長のお孫さんじゃないけど「何を失い、何を手にしたのか」。
なにか得た物、あったのかなあ。
ところで、玉木宏って結構凄いのかも、と思ったり。
『KIDS』みたいなガテン系ヤンキー兄ちゃんもありだし、『MW』では目的の為には手段を厭わないインテリ系殺人者っぽいし。
そして『のだめ』ではちょっとアレな感じもこなしてるわけでしょ?(見たこと無いけど)
なかなか面白い俳優さんなのね。
でも『鹿男』は、アタシにはちょっと駄目だったよ……。
~総評~
戦争映画ではあるけれどそれほど人死にも出ないし(いや、結構死んでいるハズですけど)、わりとあっさりとした印象。ついでに言うと、これが福井原作だったらもっとトラブル続発だった気がするわ(笑)これでもかこれでもかって災難が降りかかって、ようやくのことで魚雷を発射してギリギリ作戦成功、みたいな。正直、最後の魚雷があっさり当たっちゃって吃驚しちゃったもの。だから2時間くらいで終わったんだね。
コメント