我人に背くとも、人我に背くべからず
2009年2月21日 映画うわ、やば!
日記書いたのにアップするの忘れていた。
明日は次の映画を観に行くので、早くあげとかなきゃあ。
ちなみに本日は3月6日ですよ。
◇三国志
同じ三国志系映画『レッドクリフ』と同じ年に公開とは。
分が悪い勝負を敢えて挑む心意気には敬服するよ『三国志』。
ただ、興行的にはどうなんだろうなァ……。
アタシの映画情報はほぼ劇場予告でのみ入手しているので、正直なところこの映画の存在を知らなかった。
劇場の上映スケジュールに名前が登場して初めて知ったくらいだ。
と言う訳で、誰が出ているのかも知らずに観に行ったら、主演がアンディ・ラウだった。
おお!どうにも顔が覚えられないアンディ・ラウ!(毎回「こんな顔だったっけ?」とか思う/酷)
大物が出ているじゃないのさ。
そして次に出てきた名前が「サモハン」なる人物。
サモ・ハン?って、もしかして。
と思ったら、やっぱりサモハン・キンポー。
うわっ!懐かしい。久しぶりに見た~!
歳取った感じはあるけど、あんまり変わってないのね~。
あらあら、意外にビックネームが揃っているじゃないの。
もうちょっと宣伝したら、もう少し客が入ったんじゃないだろうかと思うんだけど。
劇場予告すらやっていないのはどうなのかしら。
それにしても、観に来ていたお客さんがことごとくおじさんばっかりだったのは笑ったな。
アンディ・ラウ演じる趙雲子龍が、北伐で曹櫻に敗れるまでのお話しでした。
<身も蓋もない
ええー!趙雲が主人公で、こんな切なげなストーリーなの?!
というのが見終わった感想。
いやまあ、一応趙雲子龍の見せ場、阿斗をかかえての一騎駆けのシーンとかもあるんですけどね。
そこらへんはもう、大変格好良く描かれているんですけどね。
映画のメインは鳳鳴山での戦い(北伐編)と思われるので、自軍の軍師に半ば裏切られ、敵軍に追いつめられ、自らの人生を振り返りつつそれでもなお己の使命を果たす為に戦うという、悲しいっつーか、切ないっつーか、胃の痛くなるような漢の生き様が主題と思われます。
これはこれで斬新かつ面白い話しではあったと思うんですが。
全くそういう展開を予想していなかっただけに、映画終了後「うわ、後味ワル~い」とか思ったのは赦して貰いたいところです(笑)
まあ『三国志演義』って、「興」があって「亡」があるから日本人に大人気なんだろうけど。
でも「亡」の方に重きを置かれるとね~。
やはり’赤壁’以降のストーリーは重いわ。
北伐あたりの話しをやられると憂い気分になるよ。
別に蜀派の人って訳でもないけれど、あの坂道を転がり落ちて行くような感じがなんともいやはや。
とか言いつつ’赤壁’以降のお話しってあんまり良く知らんのだけどね~。
曹操の孫娘にしてどこかの都督であるところの曹櫻さん。
曹操並みに狡猾で、老いて負傷しているとはいえ趙雲と張り合える程の槍術を披露するすんげぇ武将。
まさにスーパー孫娘。
琵琶をかき鳴らしながら登場した時はどうしようかと思いましたが、一番えげつない策略をつかうお嬢さんでした。
うわー、それやっちゃまずいだろ。
オメーも頷いてちゃ駄目でしょ。
うへぇ、えげつなーい。
でも曹家の人々は「人に背いて」もいいんだもんな。
だから有りなんだろうなあ。
うわー、コエーな。
今が平和な日本で良かったな~。
~総評~
でもアレだ。『レッドクリフ』を観た後にこっちを観ると、人間の飛びっぷりが足りないような気がしてくるのがおかしなところ。いや、こっちの方が普通だろ、自分。
んで映画の最後に「この戦いの後天下は統一されたが、統一を果たしたのは三国いずれの国でもなく、晋であった」てなナレーション(?)が入るのが泣かせる。「国破れて山河あり」だねぇ(<ちょっと使い方違わない?)。この「興」「亡」の激しさが、『三国志演義』の醍醐味であり魅力なんだろうな。しみじみ。
日記書いたのにアップするの忘れていた。
明日は次の映画を観に行くので、早くあげとかなきゃあ。
ちなみに本日は3月6日ですよ。
◇三国志
同じ三国志系映画『レッドクリフ』と同じ年に公開とは。
分が悪い勝負を敢えて挑む心意気には敬服するよ『三国志』。
ただ、興行的にはどうなんだろうなァ……。
アタシの映画情報はほぼ劇場予告でのみ入手しているので、正直なところこの映画の存在を知らなかった。
劇場の上映スケジュールに名前が登場して初めて知ったくらいだ。
と言う訳で、誰が出ているのかも知らずに観に行ったら、主演がアンディ・ラウだった。
おお!どうにも顔が覚えられないアンディ・ラウ!(毎回「こんな顔だったっけ?」とか思う/酷)
大物が出ているじゃないのさ。
そして次に出てきた名前が「サモハン」なる人物。
サモ・ハン?って、もしかして。
と思ったら、やっぱりサモハン・キンポー。
うわっ!懐かしい。久しぶりに見た~!
歳取った感じはあるけど、あんまり変わってないのね~。
あらあら、意外にビックネームが揃っているじゃないの。
もうちょっと宣伝したら、もう少し客が入ったんじゃないだろうかと思うんだけど。
劇場予告すらやっていないのはどうなのかしら。
それにしても、観に来ていたお客さんがことごとくおじさんばっかりだったのは笑ったな。
アンディ・ラウ演じる趙雲子龍が、北伐で曹櫻に敗れるまでのお話しでした。
<身も蓋もない
ええー!趙雲が主人公で、こんな切なげなストーリーなの?!
というのが見終わった感想。
いやまあ、一応趙雲子龍の見せ場、阿斗をかかえての一騎駆けのシーンとかもあるんですけどね。
そこらへんはもう、大変格好良く描かれているんですけどね。
映画のメインは鳳鳴山での戦い(北伐編)と思われるので、自軍の軍師に半ば裏切られ、敵軍に追いつめられ、自らの人生を振り返りつつそれでもなお己の使命を果たす為に戦うという、悲しいっつーか、切ないっつーか、胃の痛くなるような漢の生き様が主題と思われます。
これはこれで斬新かつ面白い話しではあったと思うんですが。
全くそういう展開を予想していなかっただけに、映画終了後「うわ、後味ワル~い」とか思ったのは赦して貰いたいところです(笑)
まあ『三国志演義』って、「興」があって「亡」があるから日本人に大人気なんだろうけど。
でも「亡」の方に重きを置かれるとね~。
やはり’赤壁’以降のストーリーは重いわ。
北伐あたりの話しをやられると憂い気分になるよ。
別に蜀派の人って訳でもないけれど、あの坂道を転がり落ちて行くような感じがなんともいやはや。
とか言いつつ’赤壁’以降のお話しってあんまり良く知らんのだけどね~。
曹操の孫娘にしてどこかの都督であるところの曹櫻さん。
曹操並みに狡猾で、老いて負傷しているとはいえ趙雲と張り合える程の槍術を披露するすんげぇ武将。
まさにスーパー孫娘。
琵琶をかき鳴らしながら登場した時はどうしようかと思いましたが、一番えげつない策略をつかうお嬢さんでした。
うわー、それやっちゃまずいだろ。
オメーも頷いてちゃ駄目でしょ。
うへぇ、えげつなーい。
でも曹家の人々は「人に背いて」もいいんだもんな。
だから有りなんだろうなあ。
うわー、コエーな。
今が平和な日本で良かったな~。
~総評~
でもアレだ。『レッドクリフ』を観た後にこっちを観ると、人間の飛びっぷりが足りないような気がしてくるのがおかしなところ。いや、こっちの方が普通だろ、自分。
んで映画の最後に「この戦いの後天下は統一されたが、統一を果たしたのは三国いずれの国でもなく、晋であった」てなナレーション(?)が入るのが泣かせる。「国破れて山河あり」だねぇ(<ちょっと使い方違わない?)。この「興」「亡」の激しさが、『三国志演義』の醍醐味であり魅力なんだろうな。しみじみ。
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