時代遅れですね

2008年11月8日 映画
時代遅れですね
意外な展開。この歳になって父兄同伴で映画を観に行くことになろうとは思わなかった。父親と一緒に映画を見に来る日がこようとは。素直に驚きだ。しかし久しぶりに誰かと一緒に映画を見たな。たつたけさんとショートショートを観に行って以来、か?んん、たまにはいいな。まぁ、どっちでもいいけど。

◇レッドクリフ PartⅠ
先日初めて、タイトルに「PartⅠ」が付いていたことに気が付いた『レッドクリフ PartⅠ』。
エ、そんなものがいつのまに?!
と思って、一緒に観に行った父親に聞いてみたら「最初からあった」とのこと。
むう、そうだったかな。
アタシが見落としてたのかなと思ったんだけど、よく見たらアタシの前売り券には「PartⅠ」なんて書いてなかった。
どういうこっちゃー!!

と言う訳で、ジョン・ウー監督による「三国志演義」。
流石はジョン・ウー。チャンバラシーンが無駄に格好良い。
ここまできてワイヤーアクションなのかっ。
三国志なのに!いや、三国志だからか?
人ってよく空を飛ぶんだなあ。
凄い凄い。流石は三国志。
っていうか、これじゃ『三国無双』だ。
雑兵の扱いが本当に雑魚キャラレベルで笑える。

ついでに、この映画を見に行く前に『三国志男』を読み始めてしまったもんで、ホントにもう駄目。
笑えて笑えてしょうがない。
あーもー、この本といい『爆笑三国志』といい、三国志関連本ってこんなのばっかり読んでいる気がする。
いや、確か吉川英治版『三国志』も読んだような記憶があるのだが。
なんだかうろ覚えだ。
『爆三』の内容は結構覚えているのにな。
それにしてもこの本の著者さくらさんとは同じ血のたぎりを感じる(笑)
アホな方向にたぎっちゃっているのにも、同士の臭いを感じる。
うわぁ、いやだなあ。向こうもそう思うって。

そういえば、魏の水軍が使っていた船。
あれがジャンク船よね。
うああ、こんなところで見るとは思わなかった!
血がたぎるぜ!!
 
 
高級将官が下働きをしている蜀もおかしいとは思うけれど、迷いを吹っ切らせる為に君主と虎をガチで戦わせる呉も大概ヤバイと思う。
結構危なかったよね、孫権様。
こんな時に君主が怪我でもしたらどうするんだ。
それとも周瑜はあの林の中に伏兵でも隠してあったのだろうか。
それはそれでもの凄い計画的犯行ってことよね。
うわぁ。恐ろしいぜ、軍師殿。

どーでもいいけど、個人的には孫権役の俳優さんが好みだった。
お、アタシにしては珍しいタイプ。
もすこし出番が多かったら嬉しかったんだけどな。

特別出演のわりに結構おいしい役な気がする中村獅童。
一騎打ちの場面もあったし。
格好良い武将役だったぞ。
わりと好きなんだな、この人。
悪い役を悪役面で演じられるというのは貴重だ。

そういえば金城武もそうだけど、日本語吹き替え場ではご本人に声をあてて頂きたかった。
すぐに慣れちゃったから問題なかったけど、どうせなら本物の声を聞きたかったなと思うのでありました。


~総評~
個人的にはすんごく面白かったと思う。面白かったというか可笑しかったというか。なのでPartⅡも楽しみ。来年の春だったっけ。今度こそ火計が用いられるところまで観たいです。ちなみに今回は日本語吹き替え版を観たのですが、山寺声の周瑜があまりにも印象に残ってしまった為、PartⅡも吹き替え版を観に行くことでありましょう。孫権の声も平田さんだったことだしネ(笑)

 
 

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