私の生きている役割は、この街ではたしていくんだ
2006年12月30日 読書
失われた町
ISBN:4087748308 単行本 三崎 亜記
集英社 ¥1,680
はい、2006年のラストを飾るはこの本、『失われた町』となりました。
本当は『エレニア記』の6巻を読み終わって、『エレニア記』完結!で終わろうと思ったんだけど、先週の日曜日に『テイルズ・オブ・シンフォニア』なんて買ってきちゃったもんだから間に合わなくなっちゃったよ。
なんだか読みかけで年を越すのもイヤなので(意味不明)、今年はこれで読み納め。
来年の正月明けから、また読み始めようかな〜。
さて。
町から人だけが忽然と居なくなる「消滅」という現象が30年周期で起こる国。
その「消滅」に関わった人たちのお話。
なんて書くとちょっとミステリーみたいだけど、全くそういうお話しではなかった。
結局「消滅」についてはなにひとつ分からないし。
ヒッチコックの「鳥」とか、あとは「CUBE」みたいな結末だったからなー。
これって結構好みが別れるところじゃないのかなあ。
アタシは割と好きな方なんだけど。
ある意味、お話しの中で「消滅」の原因なんてどうでも良かったんだろうな。
それよりも、残された人たちが「消滅」に向かい合っていく姿を描く物語なんだろうね。
信也さんの言葉を借りれば「誰かが何かを受け継いでいく」お話しなんだろうかなと。
なにしろこれで終わりという訳ではなく、また次の人たちに続いていくわけで。
考えてみれば、お話しの中では3回の「消滅」が出てくるから、実は60年以上に渡る期間のお話しになる訳だ。
そうか、実は長いお話しだったんだな。
そういう意味では、終わりのない物語でもあるわけだね〜。
ISBN:4087748308 単行本 三崎 亜記
集英社 ¥1,680
30年に一度起こる町の「消滅」。忽然と「失われる」住民たち。喪失を抱えて「日常」を生きる残された人々の悲しみ、そして願いとは。大切な誰かを失った者。帰るべき場所を失った者。「消滅」によって人生を狂わされた人々が、運命に導かれるように「失われた町」月ケ瀬に集う。消滅を食い止めることはできるのか?悲しみを乗り越えることはできるのか?時を超えた人と人のつながりを描く、最新長編900枚。
はい、2006年のラストを飾るはこの本、『失われた町』となりました。
本当は『エレニア記』の6巻を読み終わって、『エレニア記』完結!で終わろうと思ったんだけど、先週の日曜日に『テイルズ・オブ・シンフォニア』なんて買ってきちゃったもんだから間に合わなくなっちゃったよ。
なんだか読みかけで年を越すのもイヤなので(意味不明)、今年はこれで読み納め。
来年の正月明けから、また読み始めようかな〜。
さて。
町から人だけが忽然と居なくなる「消滅」という現象が30年周期で起こる国。
その「消滅」に関わった人たちのお話。
なんて書くとちょっとミステリーみたいだけど、全くそういうお話しではなかった。
結局「消滅」についてはなにひとつ分からないし。
ヒッチコックの「鳥」とか、あとは「CUBE」みたいな結末だったからなー。
これって結構好みが別れるところじゃないのかなあ。
アタシは割と好きな方なんだけど。
ある意味、お話しの中で「消滅」の原因なんてどうでも良かったんだろうな。
それよりも、残された人たちが「消滅」に向かい合っていく姿を描く物語なんだろうね。
信也さんの言葉を借りれば「誰かが何かを受け継いでいく」お話しなんだろうかなと。
なにしろこれで終わりという訳ではなく、また次の人たちに続いていくわけで。
考えてみれば、お話しの中では3回の「消滅」が出てくるから、実は60年以上に渡る期間のお話しになる訳だ。
そうか、実は長いお話しだったんだな。
そういう意味では、終わりのない物語でもあるわけだね〜。
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