あなたは大きく手を伸ばし 空から炎を引き下ろした。
2006年11月20日 読書
聖都への旅路―エレニア記〈5〉
ISBN:4150204284 文庫 嶋田 洋一 早川書房 ¥882
ヴァニオンが秘術のせいで倒れるまでにエレニア国に帰り着けるのかー?!
とか、色々気を揉んでいたわりにはあっさりとエレニア到着。
なんの障害もなかった……。
ついに5巻にしてエラナ女王を助けることに成功。
やったね、スパーホーク!
なのに、物語中で最大の難問がスパーホークに降りかかっている様な気がする。
どうするんだ。
このままエラナの望み通りになったらば、絶対にエレニア国では「光源氏作戦大成功!」みたいなことを言われ続けるに違いない!
「ロリコン」のレッテルを貼られたりとかするかもしれないのだぞ!
カルテンあたりに「そういえばフルートとも仲良かったしなあ……」とか言われそうだし。
でもスパーホークより遙かにエラナの方が上手っぽいから、あんまりパンディオン騎士に明るい未来は無い様な気がするなあ。
それにしても、今回は政治的なお話だった。
この辺が『ベルガリアード』とは趣が違うところなのかしら?
今回のお話の半分くらいは選挙の票読みをしていた感じだし。
’戦術’の名の下に、あっさりと新市街(とそこに住む住民達)は見捨てられちゃったし。
神に仕える聖騎士と司教様達のやることとも思えなかったな。
そんな関係もあって、破門された身であるにも関わらず小さき母上を侮辱する言葉に怒ったり、宿敵・スパーホークのことも褒め称えたりしてしまうマーテルが格好良く思えてしまいました。
……でもスパーホークが聞いているって知っていて言っていた言葉だからナア。
それなりに計算あっての発言かも知れないけれど。
でもちょっと痺れた(笑)
ISBN:4150204284 文庫 嶋田 洋一 早川書房 ¥882
ついに青き薔薇の宝石ベーリオンのありかを探り出した聖騎士団の一行は、トロールのグエリグと対決した。その宝石を創ったグエリグの妄執は深くスパーホークは苦戦するが、真の姿を現わした少女フルートの力により、辛くもベーリオンを手にする。今こそエラナ女王を治癒し、司教アニアスとその背後のアザシュの陰謀を砕くときである。だが、一行は選挙までに聖都に着き、アニアスの総大司教就任を防ぐことができるのか。
ヴァニオンが秘術のせいで倒れるまでにエレニア国に帰り着けるのかー?!
とか、色々気を揉んでいたわりにはあっさりとエレニア到着。
なんの障害もなかった……。
ついに5巻にしてエラナ女王を助けることに成功。
やったね、スパーホーク!
なのに、物語中で最大の難問がスパーホークに降りかかっている様な気がする。
どうするんだ。
このままエラナの望み通りになったらば、絶対にエレニア国では「光源氏作戦大成功!」みたいなことを言われ続けるに違いない!
「ロリコン」のレッテルを貼られたりとかするかもしれないのだぞ!
カルテンあたりに「そういえばフルートとも仲良かったしなあ……」とか言われそうだし。
でもスパーホークより遙かにエラナの方が上手っぽいから、あんまりパンディオン騎士に明るい未来は無い様な気がするなあ。
それにしても、今回は政治的なお話だった。
この辺が『ベルガリアード』とは趣が違うところなのかしら?
今回のお話の半分くらいは選挙の票読みをしていた感じだし。
’戦術’の名の下に、あっさりと新市街(とそこに住む住民達)は見捨てられちゃったし。
神に仕える聖騎士と司教様達のやることとも思えなかったな。
そんな関係もあって、破門された身であるにも関わらず小さき母上を侮辱する言葉に怒ったり、宿敵・スパーホークのことも褒め称えたりしてしまうマーテルが格好良く思えてしまいました。
……でもスパーホークが聞いているって知っていて言っていた言葉だからナア。
それなりに計算あっての発言かも知れないけれど。
でもちょっと痺れた(笑)
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