四つの騎士団―エレニア記〈3〉
ISBN:4150204241 文庫 デイヴィド・エディングス 嶋田 洋一訳
早川書房 ¥777
女王エラナを救えるのは、伝説の宝石ベーリオンただひとつであると判明した。だが太古の争いより失われて久しいベーリオンを探すことは、宝石の凄まじい力を悪しき神アザシュの手に奪われる危険もはらんでいる。一刻も早くそれを見つけねばならぬスパーホークら十人の仲間は、宝石が五百年前、最後に目撃された古戦場を目指す。次々と迫るアザシュの追跡の手を、一行は騎士たちの武術と教母の魔術で切り抜けていくが…。

捜し物は何ですか〜見つけにくい物ですかあ〜?

っと言う訳で、神話の時代に失われた宝石「ベーリオン」を探すスパーホークとゆかいな仲間達の旅は続く。
 
 
いつの時代でも「趣味人」というやつはいるんだなあと。
なめし革屋の親父が戦いの歴史について詳しいというのも変な感じ。
無学っぽい人だったけど、妙に詳しいんだよね。
……「趣味人」なんて格好良く表現するからいけないのか。
要はオタクなワケよ。
金にならない事に無駄に人生を捧げる辺りがオタクたるのゆえん。
ブラボーオタク!!

そしてどこの世界のオタクも、その分野における横のつながりは侮れない。
オタクとオタクの間を渡り歩いているこの巻が、一番進展があったように思えるぞ。
恐るべしオタクネットワーク。
この調子でさくっと見つかるといいのにねえ。
セフレーニアの為にも、ヴァニオンが倒れる前に発見できることを祈っております。
 
 

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