水晶の秘術―エレニア記〈2〉
ISBN:4150204209 文庫 ディヴィッド・エディングス 嶋田 洋一
早川書房 2006/08 ¥798
女王の死に至る病の進行を止めるべく、教母セフレーニアが使った術の代償として、聖騎士たちは次次に生命力を消耗し斃れてゆく。そればかりかエレニア国を意のままにせんとする司教の謀略が間断なく襲いかかり、聖騎士団は虐殺者の汚名を着せられかける。この陰謀を辛くも防いだ聖騎士スパーホークは、女王の治療法を探すべくセフレーニアや四騎士団の精鋭らと旅に出た。だがその矢先、さらに大きな敵の存在が判明する。

ベルガラス&ポルおばさんのシリーズは読んでいないので、『ベルガリアード物語』&『マロリオン物語』以来のエディングス。
相変わらず何が面白いのかうまく言い表せないんだけど、結構黙々と読ませてしまう不思議な作者さん。
『マロリオン』とか必死で読んだなー。主に授業中に。

この作者の何がいいって、作中に出てくる騎士が臭そうな所が素敵だと思う。
なんだろう。別に’薄汚い’っていう表現はないんだけど、雰囲気「小汚さそうなおっさん」みたいな感じがする。
いや、騎士様ですけど。
主人公のスパーホークも、わりと罵られ好きだったし。Mっぽい。
なんかちょっとみんな変態っぽい?

こんなこと書いたら誰も読まなくなっちゃうよ!
いやいや、読みやすいし面白いんだって。
やっぱり手癖の悪い子は大活躍だし。
フルートもそのうち「エランド?」とか言い出しそうだし。
思ったより面白いシリーズになりそうですよ。
 
 

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