まどろむように君と―されど罪人は竜と踊る〈7〉
ISBN:4044289077 文庫 浅井ラボ
角川書店 2005/06/30 ¥650
失ったときは耐えられると思っていた。それは、何度も繰り返してきたことだから。だが俺は君を失うということの本当の意味を知らなかったらしい。この胸にある痛みを感じるまで気づかないとは、相変わらず間抜けなことだ。それでも俺はこのエリダナという街で、今までと同じようにロクでもない依頼を受け続けている。君のいない毎日を、日常というくそったれた日々にするために―。ダメ呪式士たちがつづる追憶の事件簿第7弾登場。

うわぁ!
昼メロ戦隊 『鳥人戦隊ジェットマン』ネタだ!!
こんなん知ってるなんて、浅井さんっていくつよ?!
そこに過剰に反応するアタシもどうよ!?

さて、相変わらず悲惨な結末が取りそろっているな〜。
それだけに結末が読めるのがな〜。
ここまで続いてくると、さすがに「ちょっと捻ってほしいな〜」と思うようになってきた。
それが『され竜』テイストだとも言えるんだけど。
個人的には「三本脚の椅子」は、死にオチ意外で終わらせて欲しかったなあ。
なんかもーちょっと未来に祝福を(笑)
あー、でもなー。
ウェザーズの苦悩はガユスの懊悩でもあるわけだから、晴れやかに解消されるなんてぇ事は有り得ないわけか。
相変わらずいやな小説だなあ(笑)

と、毎度毎度文句を付けつつ読んでしまうのは『グイン・サーガ』と同じで続きが気になるから。
毎回毎回イライラしながら読んじゃうのよね。
あーもー、精神衛生上良くないわあ。
でも読まなくっても、それはそれで気になってしょうがない。
くー、始末に負えないわね……。

でもまあ、今回はオキツグのおっさんが格好良かったから良しとする。
うむ。良しとする(笑)
 
 

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