豹頭王の挑戦―グイン・サーガ〈109〉
ISBN:4150308578 文庫 栗本 薫
早川書房 2006/08 ¥567
ボルボロス街道を南下したグイン一行は、得体の知れぬたたずまいを見せるコングラス城の門をくぐった。城主のコングラス伯爵から最上級のもてなしを受け、久しぶりにやすらぎの夜を過ごすグインたち。その夜グインは、城主から、失われた記憶をとりもどしてさしあげようとの申し出を受けるが断る。翌日、城を辞し、ふたたび隠密行動を開始したグイン一行が、タルドの宿にひそんでいるところに見知らぬ傭兵がたずねてきた。

エー!『豹頭王の挑戦』って、そういう意味だったのー!!(笑)

いやー、吃驚したなー。
そうかー、意外に才能ある人だったんだなあ、グイン陛下。

それにつけても栗本女史の楽しそうなこと。
いや、絶対コレ楽しんで書いてたでしょ!とか思っていたら、後書きを読んでもやっぱりたいそう楽しそうだった。
だろーなー。
正直アタシも楽しかったもんよ(笑)

でもさ。
「グイン陛下とその一行は、その身をやつしつつタルガスからタリサ、ルーエへと移動した」とかいう一行で済む一冊ではあったような気がするけどね〜。

ついでに、丹野さんの扉のカラー挿絵でTシャツ・短パン(?)のグイン陛下がなんだかおかしくてしょうがなかった。
なんかこう、ラグビー部の寮ってこんな感じなのかな、とか……(笑)
 
 

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