そして、楽園はあまりに永く―されど罪人は竜と踊る〈5〉
ISBN:4044289050 文庫 浅井 ラボ
角川書店 2004/07 ¥680
竜の顎に襲われていた記憶喪失の少女・アナピヤ。どうやら彼女の存在には、俺達の想像を超えた秘密があるらしい。それを狙って兇悪な5人の咒式士達が、残忍な手段を武器に俺達を襲ってくる。全ての真相の地、メトレーヤへと向かうほどに追いつめられていく俺達だったが、その戦いの日々はアナピヤと俺の間に確かな絆を生んだ。だが、旅の終着点では少女を巡る最悪の陰謀が待っていた!シリーズ第5弾で波乱の旅路がついに完結。

おお!そういえば最初に出てきた龍のことなんてすっかり忘れていたよ!
そういえばそんなこともあったなあ。

結構意外だったのが、咒式でも「生命の復活」というか死者を蘇らせることが出来ないと言う事実。
最初の巻で「咒式の完成で無から有を生み出すことが出来る様になった」うんぬんというような事を言っていた記憶がおぼろげながらあるので、そのへんは当然出来るんだろうと勝手に思っていた。
そうか、未だに完成していないのか。

あれ?
でもニドヴォルグは使ってなかったっけ?
おかげでガユスは2回くらい復活していたはず。
あれは死ぬ寸前からの超高速再生ってやつだったのか?
あ、あれれ??
なんかアタシ、根本的に読み間違えている……?

ギルフォイルの最後って、アレどうなの?
そんなにクロエの事を信用していたとも思えないんだけど、何故かわざわざ本体のある部屋に招き入れちゃうんだよね。
ここまであんなに用心深かったのに、何故急にそんなことを??と思ってしまった訳だ。
しかも本体のある部屋で会談する必要性は全く無かったのに。
なんでそんなことしちゃったんだろうなあ。
そんなことしてなきゃあんなことにはなあ。
既にアナピヤの咒式にかかっていた為と考えるか、あのラストに向けての作者さんの(やや強引な)捲きと考えるか。
微妙なところ(笑)

ところでタイトルの意味が初めて理解できたよ!
っていうか、今までのタイトルは全然意味が分からなかったのよー!!(笑)
 
 

コメント

お気に入り日記の更新

最新のコメント

この日記について

日記内を検索