今、ようやく、人になった心地ぞ

陰陽師 瀧夜叉姫 (上)
ISBN:4163242708 単行本（ソフトカバー） 夢枕 獏
文藝春秋 2005/09/28 ￥1，500

鬼が女の頚に、ぞぶりと噛みついていた…。平安の都に次々起きる怪事件。やがてそれらが都を滅ぼす恐ろしい陰謀へと繋がって行く。晴明と博雅が立ち向かう相手とは?シリーズ待望の大長編。

　古本屋で読みたい本が見つからず、やむを得ず手を出してしまった。本当は文庫になるまで待とうと思っていたのに。
　ううう、高い。千五百円もするよう。エンボス加工とか要らないから！そんなに綺麗じゃなくていいから！もう少し安くしようってば。
　
　そう言えば今まで将門の話しって出てきていなかったんだっけ？なんだかちょっと意外。陰陽のお話しだったら、将門話なんて真っ先に出てきそうなもんだけどね。

　それにしても『陰陽師』シリーズにしては驚くほど話しが進まない。なんだろう、まさか「上・下・完」とかの3冊分冊なんだろうか。
　上巻はほとんど説明で終わってしまった感じ。と言うわけで、特に感想は有りません（笑）でも下巻は楽しみだわよん。