キング・コング
ISBN:4087804305 文庫 田中芳樹 ピーター ジャクソン
集英社 2005/12 ¥650
 
 はじめに。ワタシは映画を観ていません。観に行く予定もありません。だってどなたかの日記に長いって書いてなかった?面倒です。一応、深夜にやっていた昔の『キング・コング』は録画してみたんだけど、多分観ないだろうな。
それなのにノベライズって。まあ田中芳樹が書いていたから読んだんだけどさ。

 映画は観たことはなくても、それなりにストーリーは知っていた。しかしこのように文章にしてみると、実になんて事無い話しなんだなあ、これ。だって別にじっちゃんの名にかけて解き明かさなければならないような謎があるわけでも無し。文字にしちゃうとガンガンストーリーが進んでいくよ。
それなのに映画は長いんだよね。これはつまり映画版では、田中芳樹曰く「コング殴った。ティラノサウルスかわした」っていう映像が延々と続いているんだろうなあと推測される。
いや、それが悪い訳じゃないのよ。映像で観るならそこがポイントだもんね。しかし、もう少し何かストーリーがあるのかと思っていたのよ、ワタシはね……。

 それと、これは映画版を観ていないから本来はなんとも言えないのだけれど。なんと言いますか、アンとジャックは、もう少し良いムードになったりしない物なのでしょうか?なんつーのか、色気の欠片もねぇな、っていう展開なんだよねー(笑)。
普通に恋愛要素がない映画なのか。それとも田中芳樹の恋愛要素の書き方がアレなのか。アタシは速攻で後者だと思ったんだけど、どうなんだろうなあ。
 
 

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