私はこの生き方を変えることはできない。……ごめんなさい
2005年7月27日 読書
野望円舞曲 (6)
ISBN:4199051511 文庫 荻野目 悠樹
徳間書店 2005/06/07 ¥700
3年ぶりくらいだっけ?このシリーズの新刊は。
一番最初は今年の5月くらいに新刊が発売されるとか言ってたような記憶があるのだが。どうだったかな?
で、すっかりこのシリーズのストーリーも忘れちゃっていたので、発売に間に合う様に復習しておいたのに、結局発売延期。当然発売される頃には再び話しを忘れちゃったよ。予定通りに出して貰わないと困るなあ。
相変わらずどうしたいのかよく分からないジェラルド兄様。のんびりと療養していただけなのに、また事件に巻き込まれている。でもやっぱり、巻き込まれても何をしたいのかよく分からないんだよな。
いいのか、あの微妙に頼りない副官に「良きに計らえ」で。
女と酒以外には異様なまでに怠惰な兄さま。こういう生活能力のなさそうなキャラクターって大好きだ。
……いかにもホストとかに貢ぎそうなこと言ってるナア、アタシ。
そして相変わらず自分の生き方に迷うエレオノーラ。
嗚呼、イライラするっ!
内乱まで引き起こしておいてそれはなかろう。気持ちは分からんでもないが、今更迷われても困るよ。キリキリ進め(酷)
そして、ベアトリーチェが可哀想すぎる………。
しかしベアトリーチェがエレオノーラの「参謀」とまではいかなくても、多少の相談が出来るくらいには頭脳労働ができたなら、エレオノーラもずいぶんと楽だったろうなあと思えてならない。そういう状況では、まったくあんまり役に立っていないからなあ、ベアトリーチェ。
その点アルフォンソの方が軍人な分だけ使えるかも。それなりに姑息な作戦も考えられるし。戦闘技能もなかなかだし。
ベアトリーチェとアルフォンソは、主人を入れ替えたらちょうど良かったんじゃないのかしらん?
!!! 結構核心に迫っちゃうネタバレ有り !!!
!!! これから読むんじゃ〜っていう人や !!!
!!! 読もうか悩んでるのに〜っていう人は !!!
!!! これ以上は読んだらあきまへん !!!
さて、「新章開幕!」らしくエレオノーラの出生の秘密っぽいものがかすかに明かされてきたりしたんだけど。正直、ちょっとがっかりかなあと。
知恵と勇気と財力だけで、女だてらにガツガツと宇宙を乗っ取っていくようなのを期待していたのだが。結局人外の力が出て来ちゃうのか。やっぱりそう言うのがないと駄目なのかなあ。
魔法や超能力が出てくる話しも大好物だけど、政治とか経済が絡むストーリーだったら人外の力が出てくるような話しって好きじゃないんだよなあ。出てきたとしても、そういう力を持っていない人々にもやっつけられちゃうようなのが好き。どうにも政治や経済にそういう人々が絡むのは不健全な気がしてならないのだよね。いやまあ、所詮は物語なんだから、深く考える事もないんだけど。
なんだか、ケマル・エヴジミク(だっけ?)もアドリアナ・セルベッジアの同類っぽいし。どうも、世にセルベッジアの同類が溢れている様な気がしてならない。怖い。っていうか気持ち悪い。
この世界には機械鎧とかはないのかね〜?腕足を吹っ飛ばされちゃったよ。嗚呼、可哀想なベアトリーチェ。いつになったら話の本筋に復帰できるようになるのかな……。
ISBN:4199051511 文庫 荻野目 悠樹
徳間書店 2005/06/07 ¥700
<宙狭>崩壊の危機を、直前で阻止したエレオノーラ。その結果、傷ついたコンラットを前にエレオノーラの心は揺れる。父への復讐心と野心を捨て、生きる道もあるかもしれない……。だが彼女は謀略により、反ボスポラス勢力の象徴として祭り上げられてしまう。それは、ちちであるオルヴィエート国家元首・レオポルトにとっては裏切りに等しい行為。実の娘に向け、レオポルトはついに刺客を放つ!激動する歴史はエレオノーラを、そして銀河宇宙を何処へと導くのか?
3年ぶりくらいだっけ?このシリーズの新刊は。
一番最初は今年の5月くらいに新刊が発売されるとか言ってたような記憶があるのだが。どうだったかな?
で、すっかりこのシリーズのストーリーも忘れちゃっていたので、発売に間に合う様に復習しておいたのに、結局発売延期。当然発売される頃には再び話しを忘れちゃったよ。予定通りに出して貰わないと困るなあ。
相変わらずどうしたいのかよく分からないジェラルド兄様。のんびりと療養していただけなのに、また事件に巻き込まれている。でもやっぱり、巻き込まれても何をしたいのかよく分からないんだよな。
いいのか、あの微妙に頼りない副官に「良きに計らえ」で。
女と酒以外には異様なまでに怠惰な兄さま。こういう生活能力のなさそうなキャラクターって大好きだ。
……いかにもホストとかに貢ぎそうなこと言ってるナア、アタシ。
そして相変わらず自分の生き方に迷うエレオノーラ。
嗚呼、イライラするっ!
内乱まで引き起こしておいてそれはなかろう。気持ちは分からんでもないが、今更迷われても困るよ。キリキリ進め(酷)
そして、ベアトリーチェが可哀想すぎる………。
しかしベアトリーチェがエレオノーラの「参謀」とまではいかなくても、多少の相談が出来るくらいには頭脳労働ができたなら、エレオノーラもずいぶんと楽だったろうなあと思えてならない。そういう状況では、
その点アルフォンソの方が軍人な分だけ使えるかも。それなりに姑息な作戦も考えられるし。戦闘技能もなかなかだし。
ベアトリーチェとアルフォンソは、主人を入れ替えたらちょうど良かったんじゃないのかしらん?
!!! 結構核心に迫っちゃうネタバレ有り !!!
!!! これから読むんじゃ〜っていう人や !!!
!!! 読もうか悩んでるのに〜っていう人は !!!
!!! これ以上は読んだらあきまへん !!!
さて、「新章開幕!」らしくエレオノーラの出生の秘密っぽいものがかすかに明かされてきたりしたんだけど。正直、ちょっとがっかりかなあと。
知恵と勇気と財力だけで、女だてらにガツガツと宇宙を乗っ取っていくようなのを期待していたのだが。結局人外の力が出て来ちゃうのか。やっぱりそう言うのがないと駄目なのかなあ。
魔法や超能力が出てくる話しも大好物だけど、政治とか経済が絡むストーリーだったら人外の力が出てくるような話しって好きじゃないんだよなあ。出てきたとしても、そういう力を持っていない人々にもやっつけられちゃうようなのが好き。どうにも政治や経済にそういう人々が絡むのは不健全な気がしてならないのだよね。いやまあ、所詮は物語なんだから、深く考える事もないんだけど。
なんだか、ケマル・エヴジミク(だっけ?)もアドリアナ・セルベッジアの同類っぽいし。どうも、世にセルベッジアの同類が溢れている様な気がしてならない。怖い。っていうか気持ち悪い。
この世界には機械鎧とかはないのかね〜?腕足を吹っ飛ばされちゃったよ。嗚呼、可哀想なベアトリーチェ。いつになったら話の本筋に復帰できるようになるのかな……。
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