ヘイヂの皮が一枚残ってたんですようっ！

戦う!セバスチャン
ISBN:4403616828 コミック 池田 乾
新書館 2002/07 ￥546

フラン○フルトの名家、デーデマン家。主人に仕える執事・セバスチャンを人は「最強の執事」と呼ぶ。ご主人様をアメとムチとムチで操り、屋敷に巣くう謎の少女型生物、ヘイヂの挑戦を受け、ハラ黒く年齢不詳な向かいの主人・ユーゼフの相手をする。とにかくみんながセバスチャンにイジられたい＆イジりたい。「セバスチャン、こっちを見て……っ！」そんなはた迷惑な愛にさらされつつ、今日もセバスチャンは戦うのだ！！！！！

　世はまさにメイドの時代！
　ワタクシも時代の潮流に乗るべく、ちょっくら読んでみようかね。
　で、男の子向けがメイドなら女の子向けは執事だろう。
　というわけで（謎）『戦う！セバスチャン』。
　そういうチョイスが駄目なんだと思う。
　ちなみにメイド漫画も『エマ』を読まずに『これが私の御主人様』を読んじゃうあたりがワタシの駄目なところなのだと思う（冷静に分析）。

　非常に久しぶりにウィングス・コミックなんて買ってみたり。なんかもの凄く恥ずかしかったのは気のせいだろうか？
　なんでだろう。昔はお世話になったのにナア。
　っていうか、1巻〜4巻を一気にかったからじゃないかと。
　やだなあ。

　漢気あふれる謎の少女型生命体（生命なのか？）・ヘイジと、ノリは軽いが言葉は重い、料理人・ディビットが好きだ。
　いいなあ。ヘイヂ。なんだかさっぱり分からないところがいいよ。武闘派だし。
　使用人A君、B君、メイドのツネッテ。段々順応してきてるのがスゲエよ。あの家に！
　しかし、一番凄いのは、長年デーデマン家にお仕えしているヨハンさんなのでは……。
　それでいて癒し系なのがまた凄いとしか。

　ノリは女子向けながらも、なかなか面白かったよ〜。
　次の巻も買おう。うん。