小説・鋼の錬金術師〈2〉囚われの錬金術師
ISBN:4757510292 単行本 井上 真
スクウェアエニックス 2003/09 ¥900
辺境を走る列車の中、ロイ・マスタング大佐らと偶然再会したエルリック兄弟は連日のように起こる爆弾テロの捜査で東方司令部が大忙しであること、テロを防げない軍への市民の感情が悪くなっていることを聞く。事件の真相を探るロイは、密かに時を同じくして起きている連続誘拐事件との関係を調べていたがなんと、その事件にエドワードたちも巻き込まれることに…。

 勢いで読んじゃったシリーズ、第一弾(つまり続きがあるということか?!)。っていうか、この手の本は勢いがないと読めない。
 大体、小説1巻読んでないし。だって軍部が出てこないなら読みたいと思わないのだよ(キッパリ)。

 う〜む、読み終わって改めて考えてみるに、ストーリーとしてはわりと面白いと思うんだけど、イマイチ感が漂うのよね。なんだろうこの物足りなさ。
 たぶんワタクシが作者の井上さんの文章があんまり好きじゃないせいだと思う。なんというのか、文章に華やかさがないよね。わりと華美な文章が好きであるらしいワタクシ(笑)には、とっても地味に思える。
 まあなあ。元々「ガンガン世代」向けなんだろうからしょうがないけれど。
 しかしまあ、いいだろう。一番最後の荒川さんによる「本編のダイジェスト」(?)が楽しかったからそれで良しとする。
 でも2時間くらいで900円は痛いなあ……。
 
 

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