薬師寺涼子の怪奇事件簿 夜光曲
ISBN:439620793X 新書 田中芳樹
祥伝社 2005/02/09 ¥860
東京が生物化学兵器テロに!?
警視庁の誇る大量破壊兵器、お涼(りょう) 颯爽登場!
大ベストセラー・シリーズ 待望の最新傑作!
新宿御苑の新緑が一夜にして枯れ木と化した! 化学兵器によるテロか!? 不気味な事件が起こった夜、ホタル狩りに訪れた薬師寺涼子(やくしじりょうこ)警視と部下の泉田準一郎(いずみだじゅんいちろう)は、人食いボタルに遭遇。多くの見物客でにぎわう日本庭園は惨状を呈した。今度は生物兵器による攻撃か。都知事は「ホタル撲滅」を宣言するが、緊急会見の最中、ネズミの大群が襲撃。前代未聞の怪事が続発する中、暗躍する秘密結社ゼンドーレン。その正体は……。遂に警視庁に雷名(らいめい)をとどろかせる魔女王・涼子が立ち上がった!

な、なんと!
いつの間に新刊が出ていたのだ!!
も〜、学生時代は帰りに本屋によって帰るのが日課だったから良かったけど。
今は帰り道に大きな本屋がないから辛いよ・・。

相変わらず田中氏の作中に出てくる政治家は、モデルになった人物がバレバレで、なんとなく読者の方がドキドキしてしまうよ。
いつかこの人、公安とかにしょっ引かれるんじゃ無かろうか、とか。
それはそれでしょうがないのだが、『アルスラーン戦記』を完結してからにして欲しいとか。
・・そんな考え方をするということが、すっかり田中芳樹に毒されているということなんだけど。

このシリーズも、マリアンヌ&リュシエンヌのメイドさん達が出てきてから火力がアップしてしまい、あんまりハラハラ感はなくなったかなあ。
マグナムでもロケットランチャーでも、なんでも出てきそうな勢いだから。
やはり泉田君とお涼が二人で解決している時が一番面白かったかな、と。
ま、みんな良いキャラなんだけど。
そのあたりはさすが田中芳樹。
外さないなあ。

そういえば、防衛長官は無事解放されたのだろうか・・?
 
 

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