蜃気楼の旅人―グイン・サーガ 98
ISBN:4150307733 文庫 栗本 薫
早川書房 2004/12 ¥567
ケイロニアはグイン探索のために一大遠征部隊を組織し、ノスフェラスへと出発した。部隊には、パロからヴァレリウスが、またグラチウスも、そしてマリウスさえもついにオクタヴィアに別れを告げ、かつてのグインの音に報いるために同行していた。いっぽう、記憶を失ったまま、ひたすら中原を目指すグインだが、砂漠のまっただなかで怪異に襲われながらも、ケス河にたどりつく。そしてその畔で、奇妙な行動の一軍に遭遇する。

というわけで。
ついにグイン陛下、ノスフェラス脱出成功。
そして中原へ。

ようやく文明の地に(たぶん)たどり着くというか、ついに栗本風なドロドロ人間劇に戻っていくというか。
次の巻は、ゴーラの話しになるんだろうか。
それともグイン救出部隊の話しになるんだろうか。
あー、ゴーラの話しになるとだるいな。
暗いんだよねー。不健全なんだよねー。なんか胃のあたりが重くなる話なんだよねー。
ちょっと前のパロ編みたいな暗さ。
どうも好きじゃないんだよね。

相変わらずグインは一人でじっとしていることが出来ないから、救出部隊とは入れ違いになってしまう様子。
可哀想・・(救出部隊が)。
そうなると、モンゴールの反乱軍と出会うのかな?
なんかハラス大尉って今後も出てきそうな感じがするから、そんな展開になりそうな気がするんだけど。
どうなるかね。
 
 

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