新選組三番隊組長 斎藤一
―二つの時代を生き抜いた「最後の剣客」

ISBN:4569660819 文庫 菊池 道人
PHP研究所 2003/11 ¥630
新選組きっての剣の達人といわれ、常に戦いの中に身をおき続けた斎藤一。油小路の変、天満屋事件で影の主役となり、鳥羽、伏見の戦い以降は幕府方として会津まで転戦する。会津で明治の世を迎えた斎藤は、やがて警視庁警部補となり、西南戦争にも出陣する―幕末から明治へという時代の大転換期に、武人としての気骨を堅持し続けた「最後の剣客」の生涯を描く力作小説。

 
司馬遼太郎氏の『新選組血風録』を読んだあとにこの本を読むと、「ここの斉藤氏、すげえ熱い人だ!」って思いますな。
伊東甲子太郎一派を裏切った事件から、ず〜っと死ぬまで悩み続けているあたり、不器用で一本気な人だなあと。
ダーティーな感じの少ない、爽やか系斉藤一本でした。

特筆すべきはそのくらいでしょうかねぇ。
あ、あとは謎の「最初の奥様」やそさんが登場してましたな。
うーん、そんなもんかなー。
 
 
これで大体読みたかった新選組系の本は読み終わったかな?
いや、あと1、2冊あるか。
いい加減『燃えよ剣』の下巻が欲しいんですけど。
もー、内容忘れちゃうよ・・。
 
 

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