斬れない。どうしても斬れないよ
2004年8月5日 読書
沖田総司―六月は真紅の薔薇〈下〉
ISBN:4059001384 文庫 三好 徹
学習研究社 2003/01 ¥690
どうも「六月は深紅の薔薇」っていう副題が、コバルト文庫っぽく思えてならないM太です。
うん、ルビー文庫じゃなくてコバルトだよね(謎)
この本の主人公・沖田総司の何が気に入らないって、なんだか凄く普通の青年なのだよね、ここの沖田さん。
沖田さんの魅力はあの得体の知れなさだと思うんだけど(酷)
でもあんまり天然系な沖田さんでも、読んでて付いていけなくなってしまうからしょうがないのか?
しかしながら、その割に沖田さんの心情に共感できるかっていうとそうでもなかったんだよね(微妙に変わり者なんだよな)。
沖田総司が主人公って難しいところなんだなあ。
もうひとつ。
ご存じの通り沖田君は労咳になってしまい、物語の途中からほとんど伏せっている状態になってしまうわけなのだけれど。
その為、新選組や世の中の出来事が「見舞いに来た人からの又聞き」みたいな感じになっちゃうんだよね。
「沖田総司物語」である以上、そういう世界から取り残されていくような感じを味わうべきなんだろうけれど、なんとなくこうパッとしないというか。
読者をおいて話しを進めるな〜、みたいな感じでスッキリしない。
いや、だから、そういうのを沖田君も感じたという事じゃないの?
とは思うんだけど、やっぱりこうスッキリしないんだよなあ。
読みやすかったしなかなか面白かったんだけど、そのスッキリしなさ加減がどうにも私には・・。ムニャムニャ
ISBN:4059001384 文庫 三好 徹
学習研究社 2003/01 ¥690
どうも「六月は深紅の薔薇」っていう副題が、コバルト文庫っぽく思えてならないM太です。
うん、ルビー文庫じゃなくてコバルトだよね(謎)
この本の主人公・沖田総司の何が気に入らないって、なんだか凄く普通の青年なのだよね、ここの沖田さん。
沖田さんの魅力はあの得体の知れなさだと思うんだけど(酷)
でもあんまり天然系な沖田さんでも、読んでて付いていけなくなってしまうからしょうがないのか?
しかしながら、その割に沖田さんの心情に共感できるかっていうとそうでもなかったんだよね(微妙に変わり者なんだよな)。
沖田総司が主人公って難しいところなんだなあ。
もうひとつ。
ご存じの通り沖田君は労咳になってしまい、物語の途中からほとんど伏せっている状態になってしまうわけなのだけれど。
その為、新選組や世の中の出来事が「見舞いに来た人からの又聞き」みたいな感じになっちゃうんだよね。
「沖田総司物語」である以上、そういう世界から取り残されていくような感じを味わうべきなんだろうけれど、なんとなくこうパッとしないというか。
読者をおいて話しを進めるな〜、みたいな感じでスッキリしない。
いや、だから、そういうのを沖田君も感じたという事じゃないの?
とは思うんだけど、やっぱりこうスッキリしないんだよなあ。
読みやすかったしなかなか面白かったんだけど、そのスッキリしなさ加減がどうにも私には・・。ムニャムニャ
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