古から伝わる一巻の書(ナーメ)があり いくたの物語が収められている
2004年8月2日 読書
王書(シャー・ナーメ)―ペルシア英雄叙事詩
ISBN:4582801501 文庫 著:フィルドゥスィー 訳:黒柳 恒男
平凡社 1969/11 ¥3,150
本当は新書版じゃなくてハードカバー版を読んだのだけれど。
まあその程度の違いは良いでしょう。
「古代ペルシア文学」というヤツです。
(あれ?中世になるのか??)
今で言う、イランとかアフガニスタン、インド、トルコ、中央アジアあたりを「ペルシア」というらしいです。
初めて知りました。
しかしながら、そう言われてもぱっと地図が浮かんでこないんですけどね。
駄目だなあ。
この本はイランの王朝の王様の列王記みたいなもんです。
実に壮大な叙事詩で、この本では418ページまで物語があったのですが、それでも「本書の10分の1にも満たない」内容らしいです。
著者がこの叙事詩を書くのに30年以上もかかったというのも納得かと。
解説のなかでも語られていましたが、「列王記」といいつつも、それらの王に仕えた「勇者たち」のお話しが一番面白かったりするんですな。
この本では主に、勇者サームの子にして世界の勇者ザールの子、「巨躯の勇士」ロスタムのお話しだった。
もー、姻戚関係複雑で困っちゃうよ・・。
ワタクシはそんなに海外文学を読まない人間ですが、こういうのの何が面白いって「例え」が面白い。
美しい、とかそういう褒め言葉なのだろうけど、
「天国のような頬」っていう言葉があるんですが。
ってどういうほっぺなんだろう・・??
分かるような分からないような(笑)
あとはお土地柄なのだろうか?
凄く強い、という表現に
「酔象のような」っていう言葉が使われていた。
酔っぱらった象・・。
イマイチ想像がつかないんだよなあ。
凄そうだけどさ。
しかし、よく見知った名前が沢山出てきて面白かったです。
そう、これって「アルスラーン戦記」の元になった世界な訳ですよ。
・・っていうか、アル戦の新刊がさっさと出ていれば。
この本を読むことも無かっただろうによう・・(怒)
ISBN:4582801501 文庫 著:フィルドゥスィー 訳:黒柳 恒男
平凡社 1969/11 ¥3,150
本当は新書版じゃなくてハードカバー版を読んだのだけれど。
まあその程度の違いは良いでしょう。
「古代ペルシア文学」というヤツです。
(あれ?中世になるのか??)
今で言う、イランとかアフガニスタン、インド、トルコ、中央アジアあたりを「ペルシア」というらしいです。
初めて知りました。
しかしながら、そう言われてもぱっと地図が浮かんでこないんですけどね。
駄目だなあ。
この本はイランの王朝の王様の列王記みたいなもんです。
実に壮大な叙事詩で、この本では418ページまで物語があったのですが、それでも「本書の10分の1にも満たない」内容らしいです。
著者がこの叙事詩を書くのに30年以上もかかったというのも納得かと。
解説のなかでも語られていましたが、「列王記」といいつつも、それらの王に仕えた「勇者たち」のお話しが一番面白かったりするんですな。
この本では主に、勇者サームの子にして世界の勇者ザールの子、「巨躯の勇士」ロスタムのお話しだった。
もー、姻戚関係複雑で困っちゃうよ・・。
ワタクシはそんなに海外文学を読まない人間ですが、こういうのの何が面白いって「例え」が面白い。
美しい、とかそういう褒め言葉なのだろうけど、
「天国のような頬」っていう言葉があるんですが。
ってどういうほっぺなんだろう・・??
分かるような分からないような(笑)
あとはお土地柄なのだろうか?
凄く強い、という表現に
「酔象のような」っていう言葉が使われていた。
酔っぱらった象・・。
イマイチ想像がつかないんだよなあ。
凄そうだけどさ。
しかし、よく見知った名前が沢山出てきて面白かったです。
そう、これって「アルスラーン戦記」の元になった世界な訳ですよ。
・・っていうか、アル戦の新刊がさっさと出ていれば。
この本を読むことも無かっただろうによう・・(怒)
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