ならばわしは、矜り高き貧と賤とのために戦い申す。
2004年6月23日 読書
壬生義士伝 上
文春文庫 あ 39-2
ISBN:4167646021 文庫
浅田 次郎 文芸春秋 2002/09 ¥620
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
貧しさ故に南部藩を脱藩し、新撰組に入隊した吉村貫一郎。
”人斬り貫一”と恐れられた彼は、守銭奴と蔑まれても、
餓えた者には握り飯を施すような男だった。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
「ご一新」の後、新撰組が活躍していた頃から50年ほどもあとの世の中。
当時の新撰組隊士達から「吉村貫一郎」の話しを聞いていく、という感じで話しが進んでいく。
これって、映画化されたんだよね。
どういう話しになったんだろ?
それぞれいろんな人の立場から語られるから、結構話しがバラバラな気がするんだけど。
オムニバスになってしまわないか?
剣の達人で学問にも深く、そして義にあつい。
でも吉村さんは貧乏でした。
その為守銭奴なんだけど、情け深くて・・。
というとても素敵なお侍さん、吉村貫一郎。
この本の何が面白いって、全編に流れる「吉村貫一郎、好き好きオーラ」。
もー。ここに出てくる元新撰組の皆さん、吉村さんのこと好きすぎるよ。堪らない。
いやー、愛だなー。
ところで新撰組関連の小説をちょこちょこ読んでいて思うんだけど、作品によって沖田総司の性格がかなり違うのが笑える。
わりと飄々としていて頭の良いキャラに書かれていることが多いような気がするんだけど、この本の沖田君はかなり腹黒。
斉藤一は眉一つ動かさずに人を斬れるけど、沖田総司は笑って人を斬れそうな感じだ。
ウワア、コワーイ。
でもワタシはコッチの方が好きかもー。
そういえば、沖田総司より斉藤一の方が年下だったんだよね。
この本を読んでいて思い出したよ。
『新撰組!』を見る限りではとてもそうは思えないけど・・。
文春文庫 あ 39-2
ISBN:4167646021 文庫
浅田 次郎 文芸春秋 2002/09 ¥620
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貧しさ故に南部藩を脱藩し、新撰組に入隊した吉村貫一郎。
”人斬り貫一”と恐れられた彼は、守銭奴と蔑まれても、
餓えた者には握り飯を施すような男だった。
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「ご一新」の後、新撰組が活躍していた頃から50年ほどもあとの世の中。
当時の新撰組隊士達から「吉村貫一郎」の話しを聞いていく、という感じで話しが進んでいく。
これって、映画化されたんだよね。
どういう話しになったんだろ?
それぞれいろんな人の立場から語られるから、結構話しがバラバラな気がするんだけど。
オムニバスになってしまわないか?
剣の達人で学問にも深く、そして義にあつい。
でも吉村さんは貧乏でした。
その為守銭奴なんだけど、情け深くて・・。
というとても素敵なお侍さん、吉村貫一郎。
この本の何が面白いって、全編に流れる「吉村貫一郎、好き好きオーラ」。
もー。ここに出てくる元新撰組の皆さん、吉村さんのこと好きすぎるよ。堪らない。
いやー、愛だなー。
ところで新撰組関連の小説をちょこちょこ読んでいて思うんだけど、作品によって沖田総司の性格がかなり違うのが笑える。
わりと飄々としていて頭の良いキャラに書かれていることが多いような気がするんだけど、この本の沖田君はかなり腹黒。
斉藤一は眉一つ動かさずに人を斬れるけど、沖田総司は笑って人を斬れそうな感じだ。
ウワア、コワーイ。
でもワタシはコッチの方が好きかもー。
そういえば、沖田総司より斉藤一の方が年下だったんだよね。
この本を読んでいて思い出したよ。
『新撰組!』を見る限りではとてもそうは思えないけど・・。
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